TACHINOCHIE+よりシルク ラウンジウェアランジェリーが新たに展開されます。

2017年、ランジェリーブランドの立上げ、デザインから三年の歳月を経て、
この度、オリジナルブランド TACHINO CHIE+ として
上質なシルクによるラウンジウェア・ランジェリーを新たに展開する運びとなりました。
TACHINO CHIE+では、女性の心身・肌身へと、よりフォーカスして参ります。

始まりは、今年の一月に、これまで感じたことのない、とろけるようなシルクに巡り会えたところから。

指先に触れた瞬間、このシルクで作られたラウンジウェアやランジェリーに身を委ねられたら、どんなに幸せな日々だろうと、胸奥が揺さぶられました。
墨のような黒とピンクのトゥシューズを思い浮かべ、衝動的に色染めをオーダーしました。
綺麗に染まったシルクを眺め、彼女たちの日常にしなやかに寄り添うラウンジウェア・ランジェリーをお届けできたらと、仲の良い友人たちの微笑む顔が浮かび上がりました。

いつも私の目指すは、一人一人のもつ美しい個性の魅力を最大限に表現されること。どのシーンを切り取っても耽美な佇まいであること。

女性のもつ曲線美、纏う人それぞれの魅力を引き出す私達のシルクのラウンジウェア・ランジェリーは、ご自身をより大切に、より良い人生を送るための存在となり得ることと信じています。

2020年12月、これまでのTACHINO CHIEのプロダクツと同じ空気を醸すラウンジウェア・ランジェリーの幕開けです。
1st collectionはシルクによるローブ ’SILK ROBE’と
小風呂敷’SILK WRAPPER’。

今週末12日(土)から始まりますippo plusでの展示会で、初のお披露目です。皆様にぜひ触れていただけましたら嬉しく思います。
ご自身へはもちろん、大切な方への贈り物としても。

Lounge wear・Lingerie №1
’SILK ROBE’

ヌードにそのまま纏うことはもちろん、夏は冷房や紫外線対策、春秋は外出時の羽織りに、冬場はコートの下へも。
女性のもつ曲線美、腰のくびれと 肩から手首にかけてのしなやかさ。
それらの美を押さえた、ご自身の魅力が一層引き出される至福のローブです。

落ち着いた光沢の滑らかなシルク、肩から手首へかけて、柔らかに流水のように狭まる一枚袖は、肌に程良くフィットし、しっとりと身を委ねられます。
肌触りの良さと美しさのための極限までシームレス、着用時の手触りも大切にしたくて、共地のくるみ釦にしました。なめらかなカーブと上品さを求めたショールカラー。立てても首当たり良く、ローブに包み込まれることの安心感を得られます。

後ろ姿に歩き姿、何気なくお椅子にかけたり、腕を捲る時や、纏う時の表情も、どのシーンも絵画のような佇まい。
動きに添って上品に揺れる上質なシルクは優雅な姿を見せてくれることでしょう。

お色は、墨の香りが漂うような心落ち着く黒と、トゥシューズから抽出されたような軽やかに踊りたくなるロイヤルピンク。

ベルトでドレープを作って絞ったり、前開けでラフに羽織ったり、腰のベルトは首に巻きつけても。その時の御心に寄り添ってお召しください。

Lounge wear ・ Lingerie №2
‘SILK WRAPPER’

ランジェリーや愛おしい物を、お好みの大きさに包める小風呂敷。
内ほどのポケットへはお気に入りのサシェやジュエリーを。
包みを解くと、サシェの香りがふわりと広がります。香りはほのかに、ランジェリーへも。日常の中に甘美な瞬間を得られることでしょう。
他にも、冠婚葬祭、ご贈答やお祝い、おもたせ、ガジェット等、そのものの形状に調整でき、小さいものはポケットへ。繊細な物も優しくお包みいただけます。

旅先や温泉へ、ランジェリーの準備の時から心弾ませて。思い出やお土産の詰まった帰路は小さく畳み軽快に、疲れ知らずです。
日々のクローゼットでも、ランジェリーを香りと共に包みます。目覚めたら、ブラレットと香りを身に纏い、ご機嫌な一日の始まりです。
また、大切なご贈答のお渡しもスマートにこなせそうな気の利いたお包です。

素材は贅沢にも、先日ご紹介のシルクローブと同様のとろけるような上質なシルクを用いました。包み解く度、その手触りにうっとりしていただけることと思います。

こちらのお色も、心落ち着くブラックに、トゥシューズから抽出されたような軽快に踊りたくなるロイヤルピンク。お色別にご用途を変えられましても素敵です。

[風呂敷の歴史]
奈良時代にはお宝を包むために、室町時代にはその名通り、銭湯のお着替えやお風呂道具を運ぶために用いられてきました。時代が進み、お着物やお仕事道具に広がり、お伊勢参りなど街道の旅鞄としても活躍したそう。

長い歴史を経、様々の大きさが淘汰され、現在のものに至ったと考えます。
私共のSILK WRAPPERは使いやすい大きさ、小風呂敷という約45cm角サイズに乗じています。先人たちの発明品、今に相応しい形で、より良い一日を過ごせましたらと思います。

[シルクの嬉しい効能 -1-]
一年を通して紫外線から素肌を守り、静菌作用もあり清潔に保ちます。
吸湿性・通気性・保温性に優れ、汗等の余分な水分を素早く吸収し、外に放出します。
冬は暖かく、夏は涼しい、静電気が起きにくいのも特徴です。

[シルクの嬉しい効能 -2-]
シルクの三角断面はささくれ肌をすベすべにしてくれると、真意のほどはわかりませんが、耳にしたことがあります。そういえば、二年前、ブランドからシルクレギンスを作った際、大量の検品でなめらかな指先になりましたこと思い出されます。

[撮影四方山話]
当初、’SILK ROBE’はトルソーでの撮影を考え、準備していました。しかし、現場でトルソーの纏う姿を目にし、ありのままの身体に纏われてこそ美が発揮されることにハッとしました。繊細に柔らかに女性のラインが表現される質高いシルク、計算尽くされたパターンでは尚の事。急遽、背丈162cmの私が袖を通しました。
皆様のボディに纏われてこその’SILK ROBE’、ぜひお試しいただけましたら幸せに存じます。

Photo by Bunsei Matsuura